専門薬剤師と認定薬剤師の相違点は何?

専門薬剤師と認定薬剤師の相違点は何?

医師にはもともと専門医が存在しました。専門医は特定の難病に対処するために必要とされています。また、看護師にも、専門看護師と認定看護師があり、生活習慣病の糖尿病専門の看護師もいます。

近年は、医薬分業が進んできたこともあり、医療チームの一員として、医療現場にかかわり、医師や看護師などのように特定の疾病に関するエキスパートとなる薬剤師が必要とされるようになりました。これが、専門薬剤師や認定薬剤師です。現在のところ、薬剤師の世界で頂点に立っているのが専門薬剤師で、認定薬剤師は専門薬剤師の下に位置付けられています。

そうはいっても、認定薬剤師の資格を得るのも難しいです。認定薬剤師は数多くの薬学・薬剤師関連の機関で認定を受けられますが、ここでは日本病院薬剤師会が認定する薬剤師について紹介していきます。 薬剤師の業務と言えば、処方せんに従って薬を調剤することです。

そのため、どのような処方せんの内容であっても、正確に調剤できることが大切です。これは、薬剤師は専門知識より幅広い知識を求められていることを意味します。調剤薬局やドラッグストアの管理薬剤師は幅広い分野に対応できることが求められますが、病院の薬剤師は全く異なってきます。

病院薬剤師は医療チームに参加し、さらに高度な専門知識が求められます。ここで高度な専門知識とは、特定の疾病に関する知識、その疾病に対する治療薬についての深い知識のことを言います。認定薬剤師は薬剤師としてレベルアップしている最中の姿で、専門薬剤師は薬剤師として完成された姿であるといえます。

認定薬剤師になるためには、実務経験が5年以上なければならず、さらに決められた講習を受講し、指定の研修を3ヵ月以上受けなければなりません。つまり、認定薬剤師になるにはかなり勉強しなければなりません。 認定薬剤師は、試験に合格しなければなることはできません。

認定薬剤師の業務は病院薬剤師と同じで、調剤業務、医療スタッフとしてかかわること、患者への服薬指導です。 専門薬剤師になるには、論文の作成や学会での発表が必要で、それらの内容が認められ、さらに試験に合格しなければなりません。専門薬剤師であっても薬剤師の通常行もこなさなければなりません。その上で他の薬剤師の指導に当たります。

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